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映画 ほとりの朔子 [映画]

二階堂ふみさん主演ということで
興味はあったけど
どうしたもんかなーと思っていたら
どうやら「歓待」の監督さんとのことで
あの不穏なざわざわする映画を思い出したんで
鑑賞決定

受験に失敗した浪人生が
田舎で過ごす話?
それおもしろいの?

ほとりの朔子

朝からほぼ満席!

大人気じゃないか!

主演が若いということもあってか
歓待の時の閉塞感というか
息詰まる感じとかとは薄かったけども
逆にそうした集団に飛び込んでみたのに
なんかしっくりこない噛み合わせの悪さが
やっぱりちょっと不穏をはらむというw

物語は大きな山場とか大事件とかはやっぱり起こらず
ささやかなすれ違いとか
誰もがちょっと心当たりのある偏見とかが重ねられて
でもそれが何かの引き金を引いたりもせず

ただ最後にちょっと新たな視点を得る
ぐらいの穏やかな物語で気持ちよかったです

二階堂さんがいいのは当たり前として
相手役にあたる男の子が最高でした
太賀さんって
調べたらやっぱり桐島に出てるw
あの映画すげぇな

気に入った若手俳優さん調べると
たいてい出てる

とかはともかく
最初からガチっとはこないというか
登場と同時にオーラ出てる!って感じではないものの
なんかもう好感しかもてねぇ!

彼の爽やかな距離感がすばらしくて
デート映画としても観る価値があります!
あんなに混んでたら大変かもだけど

二階堂さんのアイドル映画という視点でも観てましたが
むしろ太賀くんのファンこそ行くべき映画!

二階堂さんもやたらに着替えるので
もちろん二階堂さんファンも大喜びに違いないぞ!

気まずい笑いが大好きな人も是非
途中の誕生日会が最高にそれを堪能できます

というわけで
割といろんな人にお勧めできるいい映画でした!

大きな展開が好きな人はやめといていいかなw

細かいネタバレ含みの詳細感想は以下で

IMG_20140119_131829.JPG

到着から
登場人物の普通の会話だけで
主人公たちがどういう立場で
この地に来ているかがちゃんとわかります

映画観てるなーという感触がすでにここで

そこから積み重ねられる描写で
その最初の理解を上書きしていくのが
この映画のおもしろい所

どんどん書き変わりますよ

言葉で聞いただけのことが
実際に見てみるとぜんぜんイメージと違ってたり
相手がいろいろ話してくれたことが
全てでないことを後から知ったり

だから会話から勝手にいろいろ推測する
という当たり前の事をしない人には
あんま展開がなくておもしろくないと感じるかも!

一番最初にわかるのは
浪人生として集中して勉強に来ているはずの主人公が
どうやら一切勉強する気がない
という点だったりw

そこで出会う人たちの素性やら何やらも
場面変化の度にどんどん上書きされて
人としてどんどん層が厚くなることで魅力が増していく
すてきな展開!

あいつは最初からそういう奴だと思ってた!
(ヒットする偏見)

軸になるのはちょっと仲良くなる
男の子とのやりとりですが
この決定的なすれ違い方と
その結果が迎える展開とかがまー痛い
痛いけど痛快に通じる痛みで

人は他人を評価するときに
境遇や過去のいきさつに縛られるし
それを知らなかった時と知った後で
揺れる気持ちが生まれるし
そういう部分に深みや魅力が生まれるけど
それもまた間違ってたりするかもー
とか
微妙な人間関係の機微が楽しい人には
たまらない作品です!

周辺の人間関係もなかなかえぐくて

美しいおばさんを巡る大人たちの関係も
外面のいい人たちとそうでない人の間の
実体に逆転があったりして
そういう現実に転がってそうな場面にワクワクが止まりません!

あの大学講師?の気取ってる割には子供っぽい様子に
いらいらするわけですが
朝帰りなんだよなーw

つか歓待でもほのめかしエロだった
プロデューサーの杉野さんが
今回もみごとなほのめかしエロを炸裂してて
この芸風はすばらしいですね!

脱がなくてもぜんぜんくるよ!

若さを爆発させた二人が
映画っぽく逃げながらも
割と早々にそれを客観的にみちゃってて
結果ゆっくりと冷却して
さっぱりと敗北感もないまま
ちゃんと飲み込んで帰っていく感じとか
青春ものとしてもおさまりがいいです

ラストの場面で
ベタな展開としての彼の登場を
煽るような時間がまたおもしろかったです

あのさっぱりで全てはきっぱりと終わったわけです

ああいう雰囲気に流されない
賢い若者っぽさとか好感もてるわー

はい!
楽しかったです!

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映画 ドラッグ・ウォー [映画]

元日鑑賞もしなかったし
昨年のまとめもしてないし
すっかり映画ファンとしては停滞モードで
情報収集すらろくにしていない状態ですが
そうはいってもジョニー・トー

面白いとわかっているコンテンツ
みすみす見逃すのももったいない!

ということで
新年一発目はこれ!

中国の薬物捜査!
わかりやすい!

ドラッグ・ウォー 毒戦

なんという直球タイトル!

人気監督で都内では新宿のみ
という環境から
ほぼ満席!

みんな大好きジョニー・トー!

朝一からの字幕鑑賞だと
ついつい眠くなったりしがちですが
そういったことは
一切ありません!

えぐい描写とカッコいい銃撃戦
魅力的なキャラクター
素っ気ない扱い

やっぱジョニー・トー最高!

というわけでファンは観にいくだろうけど
そうじゃないならどういう人におすすめだろう?

とりあえず工夫あるアクション好きには?

あと主役の二人のうちの警部の方は
シンプルないい顔系ですが
他は割とわかりやすい美男美女が揃っているので
目の保養的にいいかも!

捜査の大胆さも見所!
常に複数の状況が転がる物語ですが
不思議とそれほどごちゃごちゃしないので
入り組んだ物語好きな人も是非!

デート映画に向く要素は一切ないので
要注意!

むしろいろいろと
グロかったりするので食事前とかにも
向きません!

殺伐とした面白いやつを求める人用です!

ネタバレ含む感想は以下!

DSC_0087.jpg

なにしろオープニングから
ヤク中と嘔吐とクソにまみれて話はスタートします

デートで選んじゃだめ!絶対!

一気に主要登場人物が登場し
一気に集結するので最初からちゃんと注意して観ましょう
(基本?)

面白い逃走アクションと捕縛アクションを見せつつ
キャラクターの性格紹介やスペックの高さ描写もあります

すぐに誰と誰の物語なのかがわかる作り!

裏社会でタフに生きてきた男と
警察社会でタフに生きてきた男の物語!

病院の入り口での対峙シーンとかゾクゾクします!

あれだけ余裕だったのに
向き合ったその時に
これはまずい・・・な
と判断する空気!

セリフなんか不要で互いの実力の高さを示します

こっから追いかけっこが始まるかと思いきや
わりとあっさりと物語は進行

捕まった彼の情報を元に
薬物取引の一網打尽大作戦が展開します

実際の面識がない薬の製造者と
海外へのルートを持つ者の仲介をすることで
両方捕まえちゃうぞ!
という作戦なのですが
そのややこしい作戦の最中に
別のトラブルも次々と運び込まれてきて
それがまたさらに主軸の物語と
がっつりかかわっているので
そりゃもう大変です

超人的な活躍によって
それを処理していく警部がまたかっこいいのですが
やはり観ている側としては
いつ捜査協力している裏社会の彼が
裏切るのか!
というのが注目点で

これがなかなか来ないので
このまま協力する気いっぱいの
いいやつだった
って物語になってしまうんだろうか?

ビビり気味になりますが

まず最初の小さな裏切りがもう最高で

得意の銃撃戦展開なんですが
まーびっくり

観ている側もちょっと油断しているというか
気を抜いていた所に
強烈な展開があって
もうなんか誰を応援しているのかわからない事に!

実際あいつら最強ですよ
この作品中では

えげつない!


そこから怒濤の血の展開で

緻密な作戦に基づいた捜査を観てたつもりが
壮絶なサバイバルマッチになるというw

女性捜査員がむやみに美人なのは
映画的にみどころとしてなんだろうと思ったのですが
終盤の銃撃戦の展開はまさに
そこがミソだったりするわけで

あれ
ずっと一緒にいたからこそわかる作戦!
虎視眈々とチャンスをうかがっていた事がわかる
いい展開でしたw

最後の最後にあまりに大胆すぎる偶然が用意されていますが
あの偶然によってなにが加わるって
彼の投降が一回増えるわけですよ

とにかく思い返すと彼はひたすら投降する選択を重ねてまして

最初の脱出場面から既に
武器を用意しながらも投降し
その後も事あるごとに両手を上げて投降します

そんなに逃げたいか?

警部に問われる彼の
生き残りたい!
という妄執の源泉がどこにあるのか

つか
途中のあの涙はじゃあなんだったのか?
とか

ただおもしろい物語の中に
誰を犠牲にしても生き残りたいという
人の生き方の問題とその結末を示唆するようでもあり

というのも
わざわざ最後にあの場面を描写して見せるわけです

人は存在価値を認められることで
居場所を与えられますが
その価値は何をしても問題ないというものでは
なかった
ということじゃないかと

うん
おもしろかった!

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