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映画 キャビン [映画]

予告編での煽りと
伊集院さんと町山さんの推薦で
これは観たいなと鑑賞決定

ホラーの定番設定に
SF的な監視者の存在
そしてその先にあるものとは?

キャビン

小さなスクリーン
やや寂しげな客の数

うん
ホラーテイストの作品におなじみの光景

実際予告編でかなりの映像を見せている事と
監修してた町山さんのTwitterでの発言などで
設定のかなりの部分が見えてしまってはいたので
この映画が仕掛けた驚きについては
事前に把握してしまっている印象です

これ宣伝もう少しなんとかならなかったのかな

油断して観た方が楽しいタイプの映画なんじゃないかと

ただ
油断させると人が観に行かない
っていうw

うーん

もちろんいろいろ推測できていたとはいえ
それはそれで楽しむことはできます

終盤のエスカレートした場面とかは
マジ楽しい

ある種の夢の世界が広がっているようで
最高です

佇む白い服の女の子の後ろ姿!

序盤から笑いも多いし
なにより短いので
さくっと楽しむにはうってつけです

というか
これはまさに
午後のロードショーでうっかり出会いたい映画!

こうしてブログに書いておくんで
誰かうっかり午後ローで観てしまった人は
感想を書いていってくれるとうれしいです

というわけで
テレ東の午後のロードショーで観るのがお勧め

2~3年後くらいには多分やるでしょう

事前情報何も見ないでそれを見て
感想を探してここにたどり着いたあなたには
是非感想を書いていって欲しい!

ネタバレ含む詳細感想は以下

F1000033.jpg


予告編でも知らされている
ありがちなホラー設定
湖畔の小屋に若い男女が集まってきて
そこで起きる惨劇

それを監視する謎の人たち
というのは
別に段階を追って明らかになる真実ではなく
最初からそういう設定として見せてきます

そういう意味では
予告編も別にネタバレを仕掛けたわけではありません

ただ
映像的にフレッシュな部分とか
オチの場面とかもバンバン出してたんで
やっぱり勘弁してほしいなと

あと
事前に
「古きもの」という単語を知ってしまった上に
あの辺の小説についての知識もうっすらあったんで
その謎の組織がやってることも
薄々わかってしまうというわけで
物語の仕掛け的に驚く場所が
ほぼなくなりました

うーん
残念

こうなると実際短い時間の中でも
ちょっとだれてくる部分が出てきてしまうわけです

とはいえもちろん100分くらいの作品なので
テンポはいいです

テンポよく人が死にます

ちなみに日本の描写も出てきますが
この扱いも実に愉快

途中の
怪物エレベーターは
この映画の見所の一つだと思うのですが
これ予告編で出してんですよね

もったいない

本編の方が数倍ごちゃっってて
カオス感最高ですが
あれは本編初見でいたかった


一番愉快な怪物大襲撃場面は
大盛り上がりです

ひゃっはーという悪役笑いをしたくなります

要はこれがこの映画の一番の売り

あらゆる怪物がそれぞれの方法で
人の命をとことん軽く扱っていきます

チン!
というエレベーターの到着音という
日常にありふれた音がひきつれてくる恐怖!

面白い!

ただあそこで盛り上がりすぎるので
最大のオチになる部分が
一応終わりの形にした
ってだけに見えてしまって

助かったと思ったら絶望へ

というホラーの定番もやってこないまま
だらりと終末がやってくるのが
やや残念かと

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映画 横道世之介 [映画]

この原作者の映画化作品を2本くらい観たのだけど
両方ともいけすかない話だったので
そんな人の青春ものなんて
どうしたっていけすかないに違いないぞ!
と思って予告編を観ると
なんだか人の良さそうな青年を誰もが褒めちぎる
みたいな雰囲気が漂っていて
ほらみろやっぱりあわないんじゃないか
とスルーしてたのですが

伝え聞く評判の高さと
監督が南極料理人の人であるという実績で
ちょっとなんか観た方がいいのかな?
と揺れていた所に
シネマハスラーで扱うこととなり
やっぱりあのコーナー
観た上で聞くことで抜群に面白くなるのは間違いなく
これは観ておくか・・・と鑑賞決定

かなりの遠回り
今週末で公開終了しちゃうよ!

なんか人の良さそうな大学生の青春?

やっぱり全然興味もてないよ!

横道世之介

公開終了近い上に
仕事開始時間よりはやい時間スタートのみ
という状態の割には
客がそこそこいました!


面白かったです
という

いや
観終わった時に

例えば桐島みたいに
あぶねぇ見逃さなくてよかった!
という感じは全然なくて
やっぱり観なくてもさほど問題なかったな
とは思うのですが
観たら非常に気持ちよかった
というか

必要なものじゃなくても
あるとうれしい感じというか

劇中で語られる
得した感じ
というのがまさにこの映画の感想で

もしかするとじきに忘れてしまうような
そんな話かもしれないけど

観ている間はなんか楽しかった
という
ちょっと不思議な映画体験でした

ありがちな誤解として
主人公がすげぇいい奴なんだと思ってたら

いや
間違いなくすげぇいい奴なんですが

いい人すぎて不気味な感じでもなくて

適度にうざくてずるさも弱さもあって

ただやっぱりここぞという時に
いい感じでそこにいてくれる感じで

ああ
感想書いてるとなんか多分
相当気に入ってんのかこれ

物語中盤でヒロインが登場し出すと
これがまた加速度的に楽しくなって

とにかくよく笑う女の子って最高だな!
というのと
いつの頃からか完全にツボってる
敬語女子である
という点で
最強のヒロインですよ!

吉高さんの醸し出す雰囲気も抜群です

嫌がらせ映画好きとはいいながら
こういう映画も嫌いじゃないなと

ああ
一応ちょっと嫌がらせ要素はあるっちゃあるのか

でもまぁ
気持ちのいい映画を観たい人にお勧めですね
間違いない

ネタバレ気にしない詳細感想は以下

F1000032.jpg


友人たちとの他愛ない会話場面が
とにかく秀逸

今までの吉田さん原作映画と同様に
ちょっと気取った感じの会話もあるものの
ほとんどがさりげなく下らなかったりして
ニコニコせざるを得ないです

主人公はあれだけの好人物であるにもかかわらず
映画の中ではさほど人間関係を広げません

ただ
決して人と接点がないわけじゃなくて
むしろ接点は多すぎるというか

電話をかけてもつかまらないという証言や
家に電気がほとんどついてないという証言から
なんだかんだでずっと外にいる人
であるのは間違いなさそうで

つまりは
友人の家にいりびたったり
バイトに専念してたりしてたんだと思います

うん
やっぱり興味がないタイプの人種です

ただ共感のできるできないと
魅力を感じる感じないは必ずしもイコールでなくても
いいわけで

じゃあ彼のなにが魅力かって
その飾らなさじゃないかと

それを
「自然体」っていっちゃうと
それはちょっとおしゃれすぎで
むしろ
いろいろ剥き出しというか

いわゆる世間との同調を最初から考えてない雰囲気もあって
自分を持っているというかなんというか

なんか語れば語るほど
友人について語るみたいな感じになって
我ながら気持ち悪いんですが

たぶん魅力的な部分というのは
それぐらいなポイント

あとは終盤でヒロインが答えるように
やっぱり普通なんです

それほど特殊な思考をもってるわけでもなくて
エキセントリックな面があるわけでもなくて
時々ちょっと常識とはずれをみせるけども
誰しもそういう部分はありますよね?
という範囲で

だから
やっぱ
知り合えた事がなんかうれしくなる
というタイプのキャラクターだと


そういうキャラクターが
そういう部分を振りまいて
ちょっといい気分になる
っていう
そういう映画でいいじゃないか
という

うん
なんか意味がどうとかは
後から出てくるかもしれないけども
この映画で一番大事なのは
観終わったときの
この異様なまでの清涼感じゃないかと

ああ
やっぱり気に入ってるな
これ

観てよかったんだと

思いました

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映画 世界にひとつのプレイブック [映画]

とにかく2月から3月にかけて公開される映画
やたらと評判のいいものが多くて
なぜだか気力的にも映画を観たい感じになっていたので
祝日前なのをいいことに鑑賞決定

躁鬱の男性が似たような女性とダンスで立ち直る?
はい?

500日のサマーあたりから
デート映画を一人で観ても十分楽しめるということが判明

これも成熟なのか?

世界にひとつのプレイブック

もう間もなく公開終了な感じだと思うのだけど
半分は入っていてヒットしてるようです
まだ続くのかな?

恋愛が中心というよりは
理解されにくい病での失敗から
立ち直れそうで立ち直れない主人公が
連続でつまづきながらも
なんだかいい感じにまとまっていく映画?

デート映画としては全く申し分ないんじゃないかと

おっさん一人で観ても
そんなに恋愛観がどうこうというよりも
人間関係がうまく作れない人たちが
なんとかそれでも関係を組み上げていこう
という話でもあるので
楽しめます

アメフトの知識とかなくても
それなりに楽しめます

でもやっぱり
お勧めするとなるとやっぱりデートにどうぞ?

主人公のテンションコントロールできない描写が
なんだかこんな人わりと多いな!って印象

ヒロインのでたらめな所もありつつ
クールに理詰めな感じも好印象

下手な理屈だけ語る女性ではなくて
一見粗野に見えるけど現実に即した理屈を組み上げて
説得力ある理屈として静かに提出!
みたいな場面が超絶かっこいい

ってこれだけ書いたらあんまり書くことないけど
一応ネタバレ気にしない詳細感想は以下

F1000031.jpg


とにかく主人公の病み方がコメディ

いや
本人的には深刻なものなのだろうけど
当事者でないポジションから観ると
その切れ方も含めて面白いとしか!

ヒロインは登場時からかなりの飛び具合

それでいて
主人公へのアプローチがロマンチック要素よりも
計算ずくな感じが新鮮です

両者ともに他人との距離感にいろいろ難があるわけですが
それを笑って許してくれる人が
周囲にたくさんいるので救われます

とにかく見所は二人の会話

シリアルデート時の会話とか最高です

本音と建て前を切り分けたりできず
さらけ出してはボロボロになる感じとか
愛おしくなりますね

抱きしめてやる!

技術的に差が開いていることが明白なダンスシーンは
どうなることかと思ってみてたら
アイデアで楽しませる方向のダンスになっていて

これは何に関しても
上手下手以外の価値観ってやっぱ大事だな
とか思ったり

というわけで
別に一人で観ても最後までちゃんとエンターテイメントとして
楽しむことができる映画でした


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映画 クラウド アトラス [映画]

町山さんのTwitterでの感想を見てから
ずっと楽しみにしていました

6つの時代の物語が平行して進んでいくとか
3時間近い大作が多いな最近!
勘弁して!

クラウド アトラス

金曜から公開の割には小さいスクリーン
観客も半分に満たないですが
面白いですよ

長い時間も苦になりませんでした

春と秋は睡魔との戦いが大変な季節ですが
これは全くなし

6つの時代の物語それぞれにキャストがいるわけで
こんがらがるかと思ったらそれもほぼなく

実際一つの因果の中で展開するから
そんなに複雑な事はしていないというか

そうはいってもキャストとその役割は別々だから
これをすっきり見せてくれるのは
やはり監督とか脚本の手腕かと

大作らしく
自由とか生死とか
問いかけるテーマは壮大ですが
味わい的にはかなりマンガ的な描き方で
日本人としてはしっくりきまくりです

さすが
この姉弟(になったらしい)監督はさすが信頼できる!

とにかく長くてもいいから面白い映画が観たい人にお勧め


観てて思ったのは
ジョジョ好きは楽しめるんじゃないかと

スタンドは出てきませんが
つながり続ける人間関係とか
世界をまたにかける感じとか
悪の存在の明確さとか

あとペ・ドゥナがまた豪快に脱いでるんで
空気人形のその辺がよかった人にもお勧め!
あそこまで綺麗に撮ってはいませんが
それはそれとして

脱ぐ必要があったかどうかはちょっとあれですがw

脱がなくても十分魅力は伝わるんですけども

むしろ
童顔すぎて痛々しく見えたりもするんで

いや
それが狙いなのかな

もうひとつ
時代を越えて主要登場人物は
それぞれの時代に参加しています

分かりやすい人も
こんなのわかるか!ってのもありますが
最後に答え合わせもあるので
探してみるのもおもしろいかも!

いろいろたのしい娯楽大作です

特に言うことない気もするけど
ネタバレ含む詳細感想は以下です

F1000030.jpg


最初に6つの時代が次々と描写される時は
さすがにちょっと不安になります

これ理解できるかなあと

ただ
それぞれの時代のつながりとかは
序盤でわかりやすく伝えられるし
それぞれの物語がそれぞれの推進力をもった話で
しかも時々リンクするので
混乱も飽きもありません

すごい!

テーマの中心には人間同士のつきあいの楽しさというか
やっかいさも含めた味わいというか
良くも悪くもいろいろあるけど
全部含めて楽しめ!って感じじゃないかと


そうした人間同士のつきあいにおいて
障壁となる差異についての物語でもあります

古くは人種差別にはじまり
登場する人たちは
そこまでの自分とは異なる価値観を持つ人とふれあい
反発したり嫌悪を覚えたりしながらも
わかりあっていくわけです

なにしろ舞台は6つもあって
別々の物語で同じようなテーマを放り込むから
その説得力の厚みたるや!

物量か!っていう

もちろんワンテーマだとくどくなるからか
自由とか世の中は弱肉強食なのか?とか
サブテーマも時代ごとにリンクさせつつ
ガンガン放り込んできます

さらにカルマというか因果というか
登場人物たちの死にざまの関連性とか
細かい符号もたくさんあって
楽しい楽しい

なんか結局観てる間ずっと楽しい
以外はあんま感想もないという娯楽として満点の作品でした

あと個人的には
昨日の「愛、アムール」があんまりな嫌がらせ作品に見えたので
次がこれだけ壮大な人生賛歌みたいな作品で
いい解毒になりました

どっちも面白くてなにより

今年の春映画は大豊作だな

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映画 愛、アムール [映画]

ハネケ監督作品はいつも観た後に
ずっしりどんよりと沈んだ気持ちにしてくれるので
浮かれた春に最適!
ということで鑑賞決定

というか春は花粉でボロボロなんで
とても浮かれてられないですが
好きなんです
理解はできなくとも

老いに襲われた老夫婦の話?

愛、アムール

スクリーン小さかったので
8割くらいは埋まってました

アカデミー外国語賞?でしたっけ?
それもあるのかとか

ともに音楽家の老夫婦が
パリで都会的な生活をしていたんですが
妻の病気でいろいろと一転

二人のこじんまりとした幸福な世界は
老いと病がもたらす暗雲に
次第次第に飲み込まれ・・・

って
なんという嫌がらせ!

確かに最初から最後まで
見事にアムールですが
愛ってうつくしいよね!感動!
とか言ってらんない切実さが
胸を打つ
どころかガンガン刺してきます

死ぬ

幸せな部分が時折ありつつも
その比率がじわじわと減少していき
世界が変容していく恐怖ときたら

もうやだ!

というわけで
嫌がらせ耐性のある人にお勧め

いや
人間が直面するどうしようもない現実を
わざわざ映画で確認しよう
という覚悟のある人にもお勧め

なんだろう
もしかするとこういう体験を乗り切った人なら
素直に感動とかできるんでしょうか

人生経験不足でなんともわかりません

ネタバレありの詳細感想は以下

F1000029.jpg


妻の病というのが
いやがる妻を医者にみせて
結果行われる簡単な手術の失敗による半身麻痺
という
旦那の方にひけめができる経緯だったというのが
嫌がらせポイント高め

ところが愛ある二人は互いの負担になるまいとして
美しい夫婦愛を武器にこの難局に立ち向かうわけです

相手に気を使わないでと言いながら
自らは気を遣うというこの愛の矛盾

その辺をまず美しく描くことすらしません

最初からけっこうなぎくしゃく!
わーん
気まずいよう

そして悪化していく病気

時折やってくる外の人たちの
うんざりする正論
キラキラした賞賛
無邪気な心配

助けに頼んだプロの愛のなさ

とにかく
誰も悪意はなくとも
状況は悪い方向へ転がり続けます

やめてー

互いに思いやるという絶対善が
むなしくこだまするあの部屋の感じ

玄関や寝室から見て
分岐する二つの部屋-左の居間と右のキッチン
まさに生と死の分岐のようです

うーん

終盤飛び込んでくる鳩

あれをどう解釈するかってのが
この映画のポイントなんだと思うんですが
これ難しいです

1回目は追い立てて外へ追いやり
2回目は捕らえて抱きしめて

書いていた手紙に寄れば2回目も逃がしたとのこと

なかなか捕まえられなかったようにみえたけど
手紙にはそれほど難しくなかったと

ベタに鳩が象徴するものとしての平和とか平穏?

ただあれみた時にぎょっとしてたんですよね
旦那さん

二回とも直接ふれることを躊躇してるし

なので
あんまいいものじゃないんだろうと

あるいはあれは世間とか社会とかの救いの手
じゃないかとか

求めれば助かる手段はあったかもしれないけれど
二人の世界には不要だったので拒絶した
とか

二人の愛の世界が強固であるが故に
外の世界からの使者を追い返してしまう
とかなんとか

二回目に毛布?ごしに捕まえて抱きしめてる姿は
すがりたいという気持ちで

でもやっぱりできなくて

とか
まぁもうこの監督作品観るときの態度が
もう悲劇とか救われない方向で固まってるんで
どうしたって悲劇的な解釈をしたがるのは
仕方ない仕方ない

ラストは
死のサイドから死者と共に旦那は出かけていって
娘は生のサイドに佇んで決して二人を理解できない
という事じゃないかと

最後まで断絶解釈!

いやあ今回もナイスどんよりでした!

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映画 ジャンゴ 繋がれざる者 [映画]

予告編で…
ってまたか
ええと
具体的に言うとなんだろう

黒人のガンマンの立ち姿がかっこよかったから?

実はそんなにタランティーノ観てません
そういえば

物語は
奴隷だった黒人が
失われた妻を取り戻すために
白人歯科医と賞金稼ぎとして大活躍?

ジャンゴ 繋がれざる者

公開二日目ですが朝一だからか
客入りはそんなでも

家族連れが多い映画館なんで
ってこともあるかも

そもそも175分とかほぼ3時間の長丁場
かなり気合い入れないと観れません!

内容的には最初から知っていたあらすじ通りではあるものの
ジャンゴが賞金稼ぎになる辺りから
取り戻すまでの駆け引きと
その結末まで
物語中の時間もくるくる回って
人もバンバン死ぬわけで
長い時間に見合うだけの重みがちゃんとあります

おもしろさにもいろんなパターンがあるし
贅沢な時間でした

黒人の描写にまた議論があったりするんですかね?
ちょっとその辺はよくわかりませんが
抑圧されていた者が派手に逆襲する物語として
楽しめるんじゃないかと思います

もちろん逆襲にリスクがあるのも
ちゃんとわかるので
ただただすかっとしたい人には
もしかしたら向かないのかも?

スティーブンが超こわい

ネタバレ含む詳細感想は以下

F1000027.jpg


とりあえずジャンゴを救う
ドイツ人歯科医が魅力的

余裕の振る舞いと口先で
次々と状況を変えて行く
交渉者でありながら早撃ちの名人


かっこいい

立場の違いからか
奴隷制に否定的で世間の目をものともせず
ジャンゴを仲間として扱う

かといって
導師的な人格者というわけでもなく
終盤のミシシッピでの心の揺らぎとか
弱さとか限界をみせる辺りがまたドキドキで
主人公の
彼女のためならなんでも!
というわかりやすさの横で
理性の強さと弱さが見えるというか

自分の美意識とかプライドに殉じる姿に
彼女という守るべき相手がいるジャンゴとは
違う生き方を見せつけてくれます

ラストのジャンゴの復讐場面で
ほぼ悪の身内みたいな黒人女性は生き残らせて
悪の執行にちょこちょこ反対していた白人女性は殺害という選択は
肌の色による差別が理屈を上回る世界で
逆転してしまえば
そこでも肌の色が理屈を上回ることになるわけで
安易な差別とその理屈付けは
差別する側にもリスクがある行為ですよ
という意味だと受け取りました

いや
単純に決断は彼女に託されていたのに
結局は酷い選択をしたのか

あのボスも
あの3つのくぼみの話がなくて
賢い人もいるし今後は増えていく
という話で終わっていれば
そうでもなかったかも

あの卑怯な正当化こそ憎むべきもの
見た目で親切そうにしていても
あの理屈を信じていれば
それはくだらない差別であると

いや
もうちょっと正確にすると
肌の色ではなく
南部米国人に対する冷徹な判断なんだろうけども

ドイツ白人にはちゃんと敬意を示していましたし

つまりはだから
差別主義者が逆転されて被差別者になる
ということじゃないかと

どうやら
差別についての重い話としても
受け取りました

個人的には
歯科医登場場面と続いての保安官殺しが
鮮やかでよかったので
嘘による彼女奪還計画の遠回りの駆け引きは
ちょっと緊張感ありすぎてつらかったです

あの
頑固で愚かな南部奴隷黒人に見えて
実は誰よりも洞察力があって
態度や口調がころころかわるスティーブンが
本気で得体のしれない感じで怖かったです

いい悪役!

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映画 フライト [映画]

予告編が抜群に面白そうだったので
鑑賞決定

つか
映画観る本数減ってからはたいてい
予告編が面白そうって理由でしか
映画観てない気がします

具体的にどこが面白そうと思ったかを
書かないと!

非難されるような状況で
賞賛されるような事をした人を
どう扱うか?
というあたり?

奇跡の着陸を見せたパイロット
事故の原因も作ったのか?
みたいな話かと

フライト

そこそこの話題作な上に
公開初日が映画の日だけあって
それなりの入り

満席ではないけど8割はいってる感じ?

体調があまりよくない状態で観て
鑑賞中に一切そのつらさが気にならなかったのだから
相当楽しみました

面白い

レイトショーだと眠くなるのだけど
それはたぶん状況説明が退屈に感じるからで

しかも体調悪いとすぐ寝たくなる性質なので
ちょっと不安でしたが

しょっぱなからかましてくれて
予告編とはだいぶ違った印象のスタートになります

話自体も真相を探るサスペンスかと思っていたら
もっとがっつりした心の話で

好きなものとか大事なものとか
生きているといろいろあるけれど
似たような言葉で表現されるそうしたものが
対立した場合の選択についての
いろんな回答とその結果
みたいな
見応えのある話になっていて満足です

予告編で得たイメージとは全く違ったので
そういう裏切りが好きな人にお勧め

もっとアカデミー候補作っぽい作りかと思ってたら
エンターテイメントでした
がっつりとコメディ的な描写もあって

手応えは中島らもの小説

だからまぁ大好きですよ

ネタバレを気にせずに書く詳細感想は以下

F1000026.jpg


なにしろいきなりおっぱいスタート
とか
目が覚めるってなもんです

しかも予告編では
疑惑の渦中にある誠実そうなパイロット
に見えた主人公が
本編ではいきなりの自堕落連打

ただパイロットとしての腕は確か!という描写も入れて
これから起きると知っている事故を待つわけです

この墜落シーンも
発端から終わるまで
とにかく臨場感しかないくらいの勢いで

あからさまなピンチ状況において
次々と手を打っていく主人公のかっこよさと
ただ
その手前の描写で鑑賞者としては
不信感も持たざるを得ず

という見事に鑑賞者を宙ぶらりんにしておく
見事な手腕

いや
実際はほぼダメな人だけど腕だけは抜群にある
ぐらいのバランスですけども

さて
物語は着陸して以降がメインです

犯罪者か英雄か
というコピーだけだと
英雄行為をした人の過去に問題があって
それと戦うのが大変
って話かと思っていたら

そもそも現在進行形で問題のある人だった
という

救いようがない!

それでも彼を守ることが利益になる人たちもいるわけで
もちろん問題のある彼の人柄もキュートで
憎めないけど弁護するとなるといまいち信頼できない
という絶妙なポジション

仮に陪審員だとなれば感情と理屈の間で揺れ動く
非常に困った存在感をみせております

周囲の人間も硬軟混ざった複雑な関係になっていて
自堕落部分の理解者も
組合としての頼りがいのある仲間もいて
またどちらにふれるのかを安易に予想させません

この物語の中では
依存というものの救いのなさと
救いがないから何かに依存するという関係が
くるくると入れ替わってみせたりもして
そこもまた深みをみせてくれます

事故直後
一気に酒を断つ主人公はしかし
そうした配慮が無意味だと知ると一気にたががはずれます

献身的な彼女がいても
古い友人がいても変えようがありません

依存は心の問題ではないのです
たぶん

治療をしようという決断は心の問題ですが
依存を認めようとしない依存者にとって
その決断は全くあり得ません

故に主人公の言動は常に不安定に見えて
そこが推進力になるという

終盤のまさかの
隣の部屋の冷蔵庫のくだりですが
ホラー映画を見慣れた人なら
必ずああなると確信していたんじゃないでしょうか
というか
確信してました

あのクズっぷりを

最後に
彼があの決断をするに至った経緯が
明確にはされてないような気がしますが

一つはエレベーター内の無垢なる目
もう一つは死者に対する畏れというか
反論できない者を利用する事への引け目というか

さらに
彼の人生において
誠実であることを踏みにじることが
酒への依存の第一歩だったということが
わかったんじゃないかと

酒の疑惑をかぶせられた彼女は
そんな彼の人生に巻き込まれ
犠牲になったようでもあり

それを知ってしまった上で
さらに嘘を重ねたところで
そこにはさらに「とべる」何かへの依存しか
道は残ってないわけで

あの全てを台無しにすることで
ようやくプライドを自らに取り戻すとか

なんか最後むやみに熱くてよかったです

面白かった

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