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映画 電人ザボーガー [映画]

MXテレビで一回観たら
素晴らし過ぎたので鑑賞決定

DVD-BOXも購入したけど
観ないまま観に行ってしまいました

異質なヒーローの物語と
その後の話?

電人ザボーガー

開始一時間前でチケット売り切れ寸前

上映館が少ないとはいえ
まさかの満員

しかも客席のおっさん率高過ぎ!

完全にザボーガーファンと思しき客層で
盛り上がり必至かと思いきや

なんか大人しい?

イヤ
なんかちょっと乗り切れない感じがありまして
実は期待したほど楽しめなかったです

他人の反応から見るに
コレはオリジナルを愛している人用の作品だったんじゃないかと

オリジナルの通りのセリフなのか
ギャグで入れてるセリフなのかが
分かりにくかったりする部分が多くて
ちゃんと集中して見られてなかったように思います

キャストの頑張りとか
悪く言いたくなる要素は無くとも
なんかいまいち感があると言うか

コレが絶賛されるということならば
多分こういうジャンルを理解する回路が無いんだろうと思います

細かく書いても仕方ない気もしますが
一応ネタバレ気にしないで書く
詳細感想は以下

F1010087.jpg


良かったのはキャストの表情

青年期主人公の劇画っぽい顔の歪み方とか
ミスボーグのおっぱいミサイル発射時の微妙にズレを感じるお色気ヅラとか
熟年期の怯えた顔とか
いい顔連発でした

主人公の問題が多すぎる行動も
非常に好感が持てる要素で
そういう意味ではもっと愛情を感じてしかるべき作品だと思うのです

だから問題は
セリフ

そもそも数回しか観ていない
オリジナルの時点で頭が痛くなるような
どうかしてるセリフの多い作品だろうとは思いますが
それにしてもふざけ過ぎかと

いや
オリジナルはおそらく全て
ふざけていないに違いない
本気である
という
ある種の信頼があったので
ふざけたセリフも安心して楽しめたのが
テイストを合わせたギャグかもしれない
とか思い出すと素直に楽しめないという
捻れの感覚に落ち着きをなくす感じです

熟年期のエピソードも割と穏当で
ザボーガーという作品のオリジナルから受けた
気が触れた感じよりも落ち着いた印象になってしまう
そこが残念というか

いや
もちろん
やってることはめちゃくちゃなのに
そこに落ち着きを感じる感性がやばいんでしょうけども

これはどうやらちゃんと買ったDVD-BOX全部観てから
鑑賞すべきだったと
やっぱり思うばかりです

なにしろエンドロールの元ネタ映像見ると
映画オリジナルかと思っていたいろいろが
まんまオリジナルでもやられていたりして驚かされます

オリジナルの素晴らしさは
なによりも主人公の狂気に満ちた目がぶっちぎりで
復讐が戦いの動機で
ザボーガーの動力源が怒りの感情とか
そりゃあ目だって血走るよ!
ってなもんです

板尾さんの静かに狂う感じは
熟年期としては相応しいのかもしれないけれど
やっぱり復讐に凝り固まっておかしくなったヒーロー
みたいなどうかしてるキャラクター造形が
薄まってる感じが残念というか

なんにせよ
DVDをちゃんと全部見ないといかんなあ
という気分にはなりましたが
時間がないんだってば

あと意外と井口監督のギャグセンスがちょっと合わない
ってのもあるかもしれないなぁと
思ったり

三池監督の下品なくだらなさはいいのに
なんで井口さんのはいまいちなんだろう

ちょっと賢そうに見えるんだよな
井口監督の下品さって

バランスの良さが逆にいやらしい感じになるというか
ちょっとまだ明確にはできないみたいです

ファンを自称している人は概ね絶賛していますので
そういう点では信頼できる監督なんだと思います

それがきっと一番大事

ハンパなファンは最初から相手にされてないって事かと

勝手に結論付けておいて
切なくなってきた

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