映画 イエローキッド [映画]
テレビとかとは無縁な所から出てくる邦画は
普通に楽しかったり訳がわからないもので
すぐにお気に入りになりがちなので
あえて観に行く感じです
イエローキッド
さすがに「あえて」行くような映画だけに
客入りはやや寂しい感じ
内容的にはいい所と悪い所がある感じで
絶賛するような気分にはならないのだけど
睡眠不足で行ったにもかかわらず
ほとんど眠くなる場面がなかったので
藝大製作映画としてはラッシュライフよりずっとよかったと思います
キャストに興味がある人にお勧め?
あと変な話でもあるので変わったものが観たい人にも
薄めにお勧め
ネタバレ含みの詳細感想は以下

取材に来た漫画家と
祖母と二人暮しのダメボクサーの人生が
ちょろっと絡みあうことで
いろいろ驚愕の展開になりますよ
とかそういう感じです
この漫画家が挙動不審な上に
何故だか描いているのがアメコミ風の作品で
一体どういうポジションの人なのかがさっぱりわからないですが
漫画家サイドにはそういうリアリティは不要な設定なので
気にしないほうがいいです
ボクサーの方は心根が悪いわけではないけれど
悪の道をなんとなくうろうろしてて
漫画家は常に世間に正対せずに自分勝手に振舞い続け
言ってしまえばクズとしての人格を与えられています
モデルにした元世界チャンピオンと
その彼女と
漫画家の三角関係が
自作の漫画に私怨の暗い影を落とし
偶然彼の描く物語に影響を受けていた若いボンクラボクサーは
ギリギリのバランスで悪の道の端をうろうろしてたのに
一つのきっかけで急激に転げ落ちるのですが
問題はそこまで丁寧に積み上げてきた描写が
結構な勢いでファンタジックな世界に突入してしまいまして
そういうのは決して嫌いではないのですが
説明はされている気がするけれど
説得はされていないというか
なんだかもっと緻密に破滅方向に行って欲しかったというか
特に同一人物が同じ場面に出てくるという超常現象とかは
出た瞬間に漫画家の見た世界なんだなぁと解釈するわけで
スタッフロール後のカメラ映像=客観的事実が示すのは
それを補強しつつ
暴力に満ちたボクサーサイドを完全に別世界の事として
綺麗に切り捨てられた印象で
下らない三角関係のいざこざのせいで
何人もの不幸な人を生み出す事になったという結論に
あまり教訓めいたメッセージも受け取る事ができず
結局なんだったのかよくわからないという
あとクライマックスのボクサーがおかしくなっている時に
グラグラカメラの時間が長くて鬱陶しい
心象風景的に揺らしたい気持ちはわからないでもないですが
くるくるまわってるカメラマンが見えてくるような回りこみとかは
ちょっと萎えるというか
そう考えてる間もまだ揺れてるし
というわけで全体的には残念だったのですが
主役の顔と表情と
漫画家による飲み屋での元カノとの
最低極まりない会話は抜群に良かったです
暴力描写と血の表現はなんだか違和感というか
腰が引けてる感じで残念な気持ち
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普通に楽しかったり訳がわからないもので
すぐにお気に入りになりがちなので
あえて観に行く感じです
イエローキッド
さすがに「あえて」行くような映画だけに
客入りはやや寂しい感じ
内容的にはいい所と悪い所がある感じで
絶賛するような気分にはならないのだけど
睡眠不足で行ったにもかかわらず
ほとんど眠くなる場面がなかったので
藝大製作映画としてはラッシュライフよりずっとよかったと思います
キャストに興味がある人にお勧め?
あと変な話でもあるので変わったものが観たい人にも
薄めにお勧め
ネタバレ含みの詳細感想は以下

取材に来た漫画家と
祖母と二人暮しのダメボクサーの人生が
ちょろっと絡みあうことで
いろいろ驚愕の展開になりますよ
とかそういう感じです
この漫画家が挙動不審な上に
何故だか描いているのがアメコミ風の作品で
一体どういうポジションの人なのかがさっぱりわからないですが
漫画家サイドにはそういうリアリティは不要な設定なので
気にしないほうがいいです
ボクサーの方は心根が悪いわけではないけれど
悪の道をなんとなくうろうろしてて
漫画家は常に世間に正対せずに自分勝手に振舞い続け
言ってしまえばクズとしての人格を与えられています
モデルにした元世界チャンピオンと
その彼女と
漫画家の三角関係が
自作の漫画に私怨の暗い影を落とし
偶然彼の描く物語に影響を受けていた若いボンクラボクサーは
ギリギリのバランスで悪の道の端をうろうろしてたのに
一つのきっかけで急激に転げ落ちるのですが
問題はそこまで丁寧に積み上げてきた描写が
結構な勢いでファンタジックな世界に突入してしまいまして
そういうのは決して嫌いではないのですが
説明はされている気がするけれど
説得はされていないというか
なんだかもっと緻密に破滅方向に行って欲しかったというか
特に同一人物が同じ場面に出てくるという超常現象とかは
出た瞬間に漫画家の見た世界なんだなぁと解釈するわけで
スタッフロール後のカメラ映像=客観的事実が示すのは
それを補強しつつ
暴力に満ちたボクサーサイドを完全に別世界の事として
綺麗に切り捨てられた印象で
下らない三角関係のいざこざのせいで
何人もの不幸な人を生み出す事になったという結論に
あまり教訓めいたメッセージも受け取る事ができず
結局なんだったのかよくわからないという
あとクライマックスのボクサーがおかしくなっている時に
グラグラカメラの時間が長くて鬱陶しい
心象風景的に揺らしたい気持ちはわからないでもないですが
くるくるまわってるカメラマンが見えてくるような回りこみとかは
ちょっと萎えるというか
そう考えてる間もまだ揺れてるし
というわけで全体的には残念だったのですが
主役の顔と表情と
漫画家による飲み屋での元カノとの
最低極まりない会話は抜群に良かったです
暴力描写と血の表現はなんだか違和感というか
腰が引けてる感じで残念な気持ち
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